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演技力を磨こう
こちらでは、一流の声優になるためには演技力が必要であることや、演技力を磨く練習法について解説します。
役作りのためにまず最初にすべきこと
声優といっても声だけ良ければいいわけではありません。一流の声優になるためには俳優と同じようにリアリティのある演技ができるということが重要です。
声優としてリアルな演技をするために、まず次にあげる本質的なポイントは覚えておきましょう。
似たような役を参考にする
声優の仕事は短期間のものが多いので、俳優のようにじっくり時間をかけて役作りができません。
役をもらったら、まず似たようなキャラクターを参考にして自分の役に取り入れるようにしましょう。
役の気持ちになる
生立ちや心の動きなどキャラクターの気持ちになって、価値観を理解するようにしましょう。
繰り返してやってみる
実際に台詞を読んで演技してみます。参考の役を変えたりしながら何度も繰り返してみましょう。
人に聞いてもらったり、録音して聞いてみるのも効果があります。
リアリティのある演技をするためには?
リアリティのある演技ができるように、ただ台詞を読むだけではなく、そのシーンがどういうシーンなのか、天気やにおい、音、季節、体調など、周りの状況や環境についてもしっかりと考えるようにしましょう。
下手な演技から学ぼう
最初のうちはどんな演技が良い演技なのかわからない場合も多いと思いますが、そういう場合は下手な人の演技を見てみましょう。
上手な演技を見て何が上手かわからなくても、下手な演技はよくわかるからです。
下手な人がなぜ下手なのか、その理由を分析して理解し、自分はそうならないように練習をします。
下手な演技を理解すれば、上だんだん手な演技がどういうものなのかわかってくるのです。
パントマイムで表現力を鍛える
パントマイムは言葉を使わず身体を使って言いたいことを表現します。
声優になるためには声で様々なものを表現しなければならないので、パントマイムで表現力を鍛えれば声の演技にいかすことができます。
プロや養成所が行っている演技力の練習
プロの声優の演技力アップのための練習方法
- 登場人物が多い小説を選び、声や人柄を想像しながら感情をこめて朗読する。
- テレビドラマの登場人物の演技を真似して録音し、役者の演技と比較する。
- 声だけでなく全身を動かして演技練習する。
声優養成所でのレッスン
- 発生の基礎である腹式呼吸の練習
- 上を向いて寝ながら深呼吸を繰り返したり、本や新聞を読む。
- 声だけで所作を感じさせられるように役を把握する。
- 声の種類、スピード、トーン、滑舌、強弱、アクセント、リズム、イントネーション、呼吸、響き、重要なポイント、間、対象、距離、状況、状態、動作、場所、相手の役柄、意味、ジャンルを頭において台詞を練習する。
演技力を磨く練習法
- 字幕無しで洋画を観て想像力を鍛える。
- 音声無しで洋画を観て構成力を鍛える。
- 映像を見る前に戯曲を読んで演技方法について考える。
声優に必要な演技力とは?
声優が演技力を磨くためには役の内面、外面からアプローチする必要があります。
内面からのアプローチ
- キャラクターになりきるために過去を考えて作ってみる。
- 他人が台詞を言っている時に自分の気持ちを考え、次の台詞に感情をこめられるようにする。
外面からのアプローチ
- 歩き方、話し方、癖などのしぐさを考える。似た人がいたら観察する。
- 役の服装、持ち物について考える。似た人がいたら観察する。